くろみつ劇場

※ じてんしゃぬまのなかにいる ※

やってみよう!はじめてのブルベ〜読んでみよう!BRM規定の巻〜

このブログはpayanecoさんのロードバイクAdvent Calendar2022に参加しております(2日目)

adventar.org

1日目はpayanecoさんの『アドベントカレンダー紹介と2022年のふりかえり』でした

payaneco.netlify.app

 

3日目はりくらいまーさんの『2022年ブログ記事を振り返ってみる』です

hillclimb-jitetu.com

 

明日はブルベ!

ドキドキするであります!

…自転車モ…整備シタ…装備モ…トトノエタ…

ふむ。ではこの中でBRM規定を読んだ者、一歩前へ

(ざわ…ざわ…顔を見合わせる三人)

思ったとおりじゃな。開催団体のサイトは見てもオダックス・ジャパンのサイトを見る者が意外と少ないと思っておったのじゃ。…ここはひとつお主らのモーをケーしてやるか…

…蒙ヲ…啓イテ…啓蒙トス…

左から軍師、公主、猛将、未開のTwitter民

 

えっ!BRM=ブルベじゃないの!?

オホン。そもそもBRMとは何じゃ?

? ブルベのことじゃないの?

70点

…Business Risk Management…ツマリ…リスク管理…

10点。しかしその知識はどこから仕入れてくるのじゃ?

よくわからないからオダックス・ジャパン(以下AJ)のサイトを見るであります!

それじゃこのブログの存在意義がなくならないかしら?

いいや100点じゃ。このブログの存在意義うんぬんよりも、面白いからAJのサイトを読んでみようというのが本日の主旨であり結論じゃ

…デハ…解散……チナミニコチラガ…AJノサイト…

audax-japan.org

AJのホームページを見てみよう!

まあ結論は出たが待ってくれ。少しだけAJのサイトを紹介させておくれ

まずランドネという考え方について書いてあります!

 

Randonnee(ランドネ)はフランス語でトレッキングやハイキングの意味です。自転車に対して使われる場合、無サポートで長距離を走る耐久サイクリングを指します。ランドネはレースではなく、各参加者が自己のリスク管理の元に補給や機材の修理などを自力で解決し完走を目指す、自転車スポーツ発祥からの伝統のあるサイクリング形式です。長距離を走ることによって、峠やリアス式海岸などアップダウンの激しく、しかし美しい場所を自ずと通過することになります。これも自転車の伝統的な楽しみ方です。

 

旅立ちを予感させる、読んでいてわくわくする名文ね!

灼熱の牡鹿半島アップダウンや限界をむかえた笠松峠あたりを思いだして口の中が酸っぱくなるであります!

…ブルベノコースハ…確カニドコモ…美シイ…

そして次にはブルベの定義について書かれている

 

Brevet(ブルベ)はフランス語で“認定”の意味です。規定の距離を規定時間内に走るなどの基準をクリアすると認定されるもので、ランドネをスポーツとして楽しむブルベはフランスを中心に広く根付いています。フランスのオダックス・クラブ・パリジャン(ACP, Audax Club Parisien)、ランドヌール・モンディオ(LRM, Les Randonneurs Mondiaux)の規則に基づいて認定されるランドネ走行会をBRM,RMと呼びます。しばしばブルベという言葉は走行会そのものを指す言葉としても使われます。

 

参加者にとってはそれほど関係ないかもしれぬが、ACPが認定してくれる200,300,400,600,1000㎞とかのブルベがBRM(Brevet du Randonneur Mondiaux)。LRMが認定してくれる1200㎞超のブルベがRM(Randonneur Mondiaux)じゃ。例外的に4年に一回パリで開かれるブルベのお祭りPBP(Paris-Brest-Paris Randonneur)は1200㎞だがACP主催じゃ

そういえば昨春は日本縦断2700㎞ブルベなんて恐ろしいのもあったわね。あれは1200+の距離だからBRMじゃなくてRMだったってわけね

…200㎞デモ…自転車デ走ルトナルト…大変ダゾ…

なのでAJが統括するブルベには参加条件が設けられてある

 

AJが統括するブルベはACP/RM認定のBRMです。BRMは20歳以上で長距離ツーリングの経験、および同等の力量があり自己完結できるサイクリストで、賠償付き保険に加入していれば参加することできます。日本でも各地のクラブがACP/RM認定のブルベを主催しています。

 

なにも900㎞過ぎてから峠もってこなくても…



ホームページの最後には注意点が書かれているので注意すること。ちなみに本当に注意した方がいいことが書いてあるので、注意すべきじゃ

 

ブルベはレース、競技ではありません。 ブルベは一般の公道を走行します。したがって、交通法規の遵守はブルベ参加への大前提となります。交通法規の違反は失格の対象となります。また、他の道路使用者との円滑な道路共有の基にブルベが成立することをご理解ください。●ブルベは危険を伴うスポーツです。 ブルベは公道を走行するため、安全に十分な注意を払うことが絶対条件になります。しかし、それでも、常に事故の被害者および加害者になる危険があります。事故によって永続的な身体障害、麻痺、及び死亡を含む重い身体障害を自己および他者に生じさせるおそれがあることをしっかりと認識した上で安全走行をしなければなりません。

 

ブルベというものに参加して6年になりますが、重大な事故の被害者となった方を何人か知っているであります…

…ブルベハ遊ビデハアルガ…死亡事故モ起キテイル遊ビ…トイウコトダナ…

いかに無事に帰ってくるかが大事ということね…

ここまでがAJサイトのホームページに書かれている事じゃ。次はBRM規定について見ていこう

 

奥入瀬渓流大好き(´ω`)

 

いよいよBRM/AJ規定を見てみよう!

うーん。どこからBRM規定にたどり着くのかしら?

ここじゃ。ブルベ→BRM→BRM/AJ規定

BRM/AJ規定 | Audax Japan (audax-japan.org)

ちなみにこのブログに書かれているものは2022年12月1日現在の規定であるので、そこのところシクヨロ

 

第1条 認定

本イベント(BRM)の認定権を有するのは、全世界でAudax Club Parisien(以下ACP)のみである。ACPがすべてのブルベを認定する。ブルベのすべての認定には認定番号が割り当てられる。認定番号は受理日時による時系列順に割り当てられる。ACPは1921年の創設以来のすべての認定を記録している。

へー、100年分以上の認定を記録しているんだってー

そういえば去年の9/11に100周年記念ブルベが開催されたであります!

…covid-19ノ…拡大デ1年延期トナッタ…アレダナ…

そのため去年は200㎞と300㎞の100周年ブルベが開催された。今年は400㎞が100周年だし、600㎞や1000㎞も順次100周年記念ブルベが開催されるじゃろう

 

第2条 参加資格

ブルベは、保険に契約しているいかなるアマチュアサイクリストに対しても開かれており、そのサイクリストの加入する自転車クラブの如何によらない。20歳未満のサイクリストは参加できない。 人力で動く車両(Human-Powerd Vehicle)であれば参加可能である。唯一の条件は、該当の車両が走者の力のみによって駆動されることである。 日本の公道で使用可能な車両であること(スケートボードなど遊具に分類されるものは公道では使用不可能です)。

 

日本の法律が変わり18歳から成人となったが、検討の結果当面は改定しないで20歳以上のままらしい

個人的にはブルベは腹の出たオッサンたち主体の遊びだと思っているであります!

…コレヲ読ム限リ…リヤカーモ認メラレソウダガ…挑戦者求ム…

 

ブルベ途中で通るにはパンチが効いていませんかね…

 

第3条 参加申し込み

ブルベに参加するには、走者はイベント主催者の指定する参加申込書に必要事項を記入し、参加料を支払わねばならない。主催クラブの責任免除に対する同意の署名を必要とする。 Audax Japanの統括するBRMの申し込みについては申し込みページ をご覧下さい。

第4条 保険

走者は第三者賠償責任保険に加入していなければならない。 国外居住者は保険加入の自己申告があれば参加が認められるが、主催者の裁量に委ねられる。詳細は保険ページをご覧ください

第5条 交通規則の遵守

ブルベ開催中、それぞれの走者は私的な走行を行っていると見なされる。走者はすべての交通規則を遵守して走行し、すべての交通信号を守らねばならない。 ACP、AJ、主催クラブは、ブルベのコースにおけるいかなる事故についてもその責任を負うことは不可能であり、また、責任を負わない。

 

第5条の交通規則の遵守についてじゃが、たまにSNSで信号無視を目撃したと呟かれているようじゃな

あー、見かけるとがっかりするあれね。わざとならスーパーカッコ悪いし、わざとじゃなかったらちょっと休憩なさいな

…ブルベ中ハ…私的ナ走行ナノデ…事故ッテモ…自己責任…

自己責任といっても救護した人、主催した人たち、かかわった人たちがみんな苦い思いをしなければならないので、最大限事故にあわない注意が必要であります!

 

大音量で流れる津軽海峡冬景色in龍飛崎

 

第6条 装備

夜間走行のために、車両に確実に固定された前照灯と尾灯とを装備することが必要である。灯火は常に完全に機能することが必要である(予備灯火は強く推奨される)。少なくとも一つの尾灯は(点滅モードではなく)常時点灯モードでなければならない。上記の要求を満たせない走者は出走を許可されない。 灯火は夕方から明け方まで点灯しなければならない。また他の視界不良の条件下(雨天、霧等)でも同様である。走者は、グループで走ろうと単独であろうと上記の要求を満たさねばならない。いかなる走者も各自の灯火を使用しなければならない! すべての走者は反射ベスト、反射たすき、反射肩掛けベルト(Sam Browne belt)、もしくは前後の見えやすい位置に反射素材がついた同様のものを着用しなければならない。 本夜間走行規則のいかなる違反をも、走者は即座に失格となる。 ベル装着とヘルメット着用を義務付ける400km以上では前照灯2つヘルメットに尾灯(点滅可)を装着すること

 

勘違いと思い込みが多い規則じゃな

ライトとリアライトは車両に固定するルールでありますので、サドルバッグに固定するのはNGであります!(2つ目以降はOK)

リアライトの点滅もNGなのね(2つ目以降はOK)

…シカシ団体ゴトノ…ローカルルールモ多イト…聞ク…

そのとうり。例えば反射たすきを禁じている団体。300㎞でも前照灯、ヘルメット尾灯を強く推奨している団体などがある。ここに書いているのは最低限の装備と心得え、自分の身を守るために装備品の故障なども想定しつつ、装備品の保険をかけておくか、スパッとDNFすることじゃな

 

はるかかなたの旅路へと

 

第7条 サポート、その他

各走者は、一切を自力で行わなければならない。コース上では、伴走車やいかなる種類のサポートも許可されない。サポートはチェックポイントのみで許される。本要項に関するいかなる違反でも、走者は即座に失格となる。 スタート時に、もし主催者が走行グループを作ったとしても、走者はだれでも各自のペースで走行し、そのグループからいつでも抜けてよい。いかなる走者もグループリーダーとは見なされない。またグループリーダーを示す印(ジャージ、腕輪、その他)、もしくは称号(主将)は許されない。 すべての走者は社会規範に従って行動し、すべての交通法規、道路標識、規制を遵守することが求められる。すべての走者は走行地の慣習を尊重した礼儀正しい態度が求められる。

 

サポートはチェックポイント(PC)でのみ認められる。ここでいうサポートとはお店のような誰でも享受できるサービスではなくて、ブルベに参加していない友達からチューブや補給食をもらったりすることを言う

ところで、この間6人くらいの集団で最初から最後まで走っているのを見かけたけどあれはどうなの?

ううむ。ブルベ参加者同士の助け合いは推奨されているし、団体走行も認められているが、さすがに最初から最後までずっと6人はちょっとなと思う。自動車も追い抜きしづらいし。まあ普段ぼっち走しかしていない個人の見解じゃが

自分自身の力で○○㎞走れるという認定をもらうのがブルベって遊びでありますからな!

第5条でふれられていたが、ブルベは私的な走行している者共がなぜか同じコースに集まっているというテイなので、できるだーけ他の道路使用者やコンビニ利用者や駐車場利用者の迷惑にならぬように気をつけようぞ

 

アイスブルベって面白そう

 

第8条 コース、チェックポイント、ブルベカード

スタート時に、走者はブルベカードと、経路とチェックポイントの位置を示したキューシートを受け取る。走者は経路に沿って走らねばならない。もし経路から離れたら、経路から離れた地点まで戻って経路に復帰しなければならない。主催者の指示のない場合にはショートカットや迂回路を通ってはならない。走者はブルベカードに印を貰うためにチェックポイントに止まらねばならない。主催者は経路沿いに未公表のチェックポイントを置くことができる。これは通知された経路を走行することを参加者に守らせるためである。 主催者はAudax Club Parisienのブルベカード、もしくはACPに承認されたローカルなブルベカードを使用しなければならない。

第9条 無人チェックポイント(抜粋)
主催者は主催メンバーがいないチェックポイント(無人チェックポイント)を設定することが出来る。このようなチェックポイントでは走者は、主催者がチェックポイントとして指定した施設でブルベカードに印を貰う必要がある。チェックポイントの情報は、通過すべき時刻と(24時間以上のブルベのために)日付と共にブルベカードに記される。このチェックポイントとして指定される施設は、商店やコンビニエンスストアなどである。コンビニエンスストアでは店舗名、発行時間が記載されたレシートを保管して、有人PCまたはゴールの際にスタッフに渡してブルベカードへ記入してもらわなければならない。レシートを紛失すると認定を受けられない。

 

ミスコースとか寄り道グルメとか観光とか、コース通りに完走するほうがまれなのじゃが、コースから外れたら外れたところまで戻らなくてはならない。「ミスコースしたけど、この道走っていると合流するから」はNGじゃ

…今マデ参加シタ…ブルベダト…コンビニデノ無人チェックポイント(PC)ガ…ホトンド…

レシートもらったらすぐに首からぶら下げている袋にしまうようにしているから、さいわいにして今までレシート紛失はないわね…

コンビニの他にもフォトチェック、クイズチェック、シークレット有人チェックなどは体験したことがあるであります!

ブルベカードの紛失汚損、レシートの紛失、もらい忘れ、写真データの破壊でのDNFはちょくちょくSNSで見かけるの。ブルベカードやレシートは防水の袋にすぐしまう、フォトチェックの画像は保険もかねてSNSにアップするなどのちょっとした工夫がけっこう有効じゃ

 

ああ今日も日が沈む…

 

第10条 制限時間とチェックポイント通過時間 (抜粋)

距離に応じて総走行時間の制限が設けられている。すなわち、(時間:分の形式で)200kmの場合13:30、300kmの場合20:00、400kmの場合27:00、600kmの場合40:00、そして1000kmの場合75:00である。 実際のBRMのコースは、スタートおよび折り返し地点などの条件から、上記の各距離より多少長い距離となるが、制限時間は必ず上記の通りとなる。

距離(km) 200km 300km 400km 600km 1000km
制限時間 13:30 20:00 27:00 40:00 75:00

さらに、走者は各チェックポイントに、そこのオープン、クローズの時刻の間に到着しなければならない。オープン、クローズ時刻はブルベカードにチェックポイントの情報と共に示されている。走者は、スタートからフィニッシュまでの間にある、すべてのチェックポイントにそれがオープンしている間に到着しなければならない。もし走者がクローズ後のチェックポイントに到着し、その遅れが不測の事態であり走者が管理できないこと(例えば交通事故の救助で停止した場合や道路の封鎖等)に起因するものであると主催者が認めた場合、主催者はタイムオーバーを不問にし、走者に走行を継続させることができる。自転車や装備の不良、疲労、体力不足、補給不足等は不測の事態ではなく、当人の管理できることなので、タイムオーバーの正当な理由にはならない。総走行時間の制限で認定は行われるが、上述のように各チェックポイントでもタイムオーバーしたならば失格となる。 日本国内で実施するBRMのスタートのクローズ時刻はスタート時刻から30分後となる。

 

600㎞までは時速15㎞で走れば認定されるように計算されている。ただし200㎞と400㎞はほんの少しおまけがある

? どういうことでありますか?

制限時間×時速15㎞だとそれぞれ202.5㎞と405㎞になり、2.5㎞分と5㎞分余裕がある計算になっておる。まあ実際のコースも200㎞ちょうどとはありえなく、ちょっと長めになっているだろうがな

…1000㎞ハ…ドウナル…

600㎞までは時速15㎞ペースで、600㎞をすぎると時速11.4㎞ペースに緩和される

1000㎞ブルベでは600㎞前後にチェックポイントがあるかないかで難易度が変わるであります!

そういえば前回の1000㎞の大雨ブルベでは天候不良の通行規制のため2時間の時間緩和がでたわね…

台風時や天候の急変時などにはあまり無理をせず、時間緩和を祈って体を休めることじゃな

 

夏休み

 

第11条 不正などへの対処

上記規則に対し、不正、詐称、故意の反則を行った走者は、ACP、AJの開催するすべての行事から排除される。

第12条 フィニッシュ、認定

フィニッシュ地点では、走者はブルベカードにサインし、それを主催者に渡さねばならない。ブルベカードは内容をチェックされ認定番号が発行された後、走者に返却される。主催者がブルベカードを紛失した場合、ブルベカードの再発行は行われない。 ブルベカードに添付されるACP(またはRM)発行のシールに認定番号が記載される。 海外のブルベ参加時やスーパーランドナーメダル申請時に認定番号が必要になることもあるので、ブルベカードは各自保管すること。 ブルベは競争イベントではないので、クラス分けはしない。各ブルベの記念メダルを完走者は購入することができる。メダル購入希望者はブルベカードの該当欄にマークを記入する。支払いは完走時に行う。

第13条 メダル、スーパーランドナー

メダル:ブルベ完走達成を示すメダルは以下の種類がある: 200kmには銅のメダル、300kmには銀板のメダル、400kmにはバーミリオン(辰砂)のメダル、600kmには金のメダル、1000kmには銀のメダル。メダルの意匠は各PBP開催後に変更される。メダルの価格は主催者によって設定される。 スーパーランドナー:一連のブルベ(200, 300, 400, 600km)を同一年内に完走した走者にこの称号が授けられる。この称号を持つ人々のためにメダルも用意されている。 メダルの申し込み受付はAJが秋に行う。 希望者は証拠書類をメダル料金と共にAJに提出する。AJは走者の各ブルベの認定番号を検査するまでメダル授与を留保することができる。

 

嗚呼あこがれのスーパーランドナー(SR)!

400㎞までしか認定うけたことがないからの

6年間もブルベやっているのにねぇ…

ここまできたら何年連続未達成できるかに挑戦する所存

 

ガス注意

 

第14条 その他

ブルベは単独で開催されなければならない。ブルベ参加者が、ブルベ開催者と関連のある他のイベントに(同時に)参加していると見なされてはならない。

第15条 

日本におけるBRMに関連するすべての活性化活動、すなわち走者個人やクラブへの格付け、表彰、コンテスト等を行う権限は、日本のACP representative(ACPより日本におけるBRMの全責任を委譲されているAJ会長)が所属するAJが独占的に所有する。

第16条 (抜粋)

主催者がスタート地点をどこの国に設定したとしても、そのBRMはACPのカレンダーにおいては主催者の所属する国のイベントとして掲載される。また主催者は必ず自己の所属する国のブルベカードを使用しなければならない。

第17条 結果の公表

ブルベに参加する際、主催者が発表する結果で個人名と総走行時間、 認定番号 を公表されることに走者は同意しなければならない。走者の個人名の商業的な利用もしくは商業的な利用を目的とした第三者への通知は絶対に行われてはならない。

第18条 苦情申し立て

ブルベに参加申請し出走するすべての走者は以下の行動に同意しなければならない:ブルベやその主催団体に関する苦情や質問は、ブルベ終了後48時間以内に、主催者に対して書面で提出しなければならない。主催者はその苦情を検討し見解を添え、ACP representativeであるAJ会長に判断を仰ぐために転送する。

第19条

最終判断に関わるすべての質問は、主催者とACP representativeの見解を添えてAudax Club Parisien 役員会に送付される。本規則が明示的に適用できない事象に対して起こりうるすべての苦情や質問に対して、Audax Club Parisien 役員会は最終決裁者となる。

 

ブルベに参加するには家庭の事情とか仕事の休暇の都合とか金銭面の問題とかいろいろハードルが高いゆえに『貴族の遊び』と揶揄されるのじゃが、第17条の『氏名が公表される』ゆえにブルベに参加できないというツイートを見かけたことがある

たしかに年頃の娘さんにとっては個人が特定されかねないのでハードル高いわよねー

…シテ対策ハ…

もともとのACPの規定にも『個人名が公表されることに走者は同意しなければならない』と書いてあるので日本だけの問題ではなく、規定改定は難しいのではなかろうか?

もう少し年齢を重ねると精神的に『貴族』になり、名前の公表が気にならなくなるかもしれないであります!個人的にはブルベはある程度年齢を重ねてからの方が面白いと思うであります!

…ワレワレモ年ニ…4回クライハ…ブルベニ参加デキル…貴族ニナリタイモノダ…

 

チェックポイントに使わせてもらってありがとうございます

まとめてみよう!

さてずいぶんと長くなってしまったが、結局のところ規定とは何のためにあるかわかったかな?

その人が○○㎞を制限時間内に走ることができるという認定を下すには、きっちりとしたルールによって判断しなければいけないことがわかったであります!

それだけでなく事故に遭うことなく、まわりに迷惑をかけることも無くランドネを楽しむためのものだということもわかったわ!

…スタッフ=サンハ…イズレモボランティア…参加者モズットオ客様デハナク…何ラカノ形デイツカハ…ブルベニ貢献セネバナラナイダロウナ…

そのとおり。ルールを守って楽しいブルベじゃ。本日ふれたのはオダックス・ジャパンのサイトでも一部分なので、ぜひ他のページも見てもらいたいぞ。特に保険のページとかは必読だし、ACPポイントのページとかも面白いぞい

ニャーン

…ネコチャーンヲモッテクルト…落チルト思ッテイル…?

 

(おしまい)

 

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